やってしまった

記憶が飛んでしまっている。

3回目のオムツ交換を終え、白湯を滴下スタートして1時間後の栄養滴下まで、何を片付けようかと椅子に腰かけて考えているうちに眠ってしまったらしい。

ハッと気が付いたら夜中の1時だった。
母の胃婁ボトルは白湯が空になったままだった。

ここ数日母の調子が悪く、咽て咳き込むことが多くなっていた。
日中も夜中も、酷いときは10分から15分おきに吸引をしなければならない状態だった。
そのためほとんど眠っていなかった。

もっとも、母の吸引を始めてからというもの、もう一年以上体を伸ばして寝たことが無い。
何時でも咽たら吸引ができるようにと椅子に座ったままウトウトするようになってしまった。
そのためお尻に褥瘡が出来てしまい痛い日々を過ごしている。

それでも調子が良い時は、1時間から2時間に1度くらいの吸引て済んだりして少し眠れたりしていた。
でもここ数日はとても調子が悪く、ひっきりなしに吸引を迫られた。

限度だったんだろうか。
空の栄養ボトルを外し、栄養はあきらめて母のベッドの背を倒しまた椅子で寝たのだと思う。
朝になり、5時の起床時間が過ぎても起きれなかった。
起きなくちゃと思う気持ちはあっても体が動かなかった。
1時間過ぎて、気が付くとまた1時間過ぎて、朝の8時過ぎに気力で椅子から立ち上がった。

母は、前日の3回目のオムツ交換から今日の朝8時過ぎまで15時間経過していた。
オムツはグショグショで、幸いにもシーツまでは漏れていなかった。
恐らく気持ち悪かっただろう。
声が出ないから訴えることも出来なくて、15時間も濡れたオムツで過ごしていたことを考えると、母に申し訳なくて涙が出てきた。

何とかオムツ交換を済ませたが、いつもの介護スケジュールが狂ってしまい、また、体が思うようにならなくて、グズグズしなから時間が過ぎた。
このままじゃだめだ、と思いながらどうすることが母のためになるかと考え続けながら夜になった。

介護のスケジュールが狂ったため、今日の経管栄養は2回で終えることにした。
とんでもない1日になってしまった。

毎日毎日、介護で始まり介護で終わる。
今日はあれをやろうとか考えていても、一杯いっぱいで夜になりまた椅子で眠りながら夜が更ける。

このままじゃ限度が来るな・・・・・と何度も思いながらまた明日を迎える。

 

戦いの日々

前の記事

今日は訪問入浴の日
戦いの日々

次の記事

体が重い・・・・・