がんの転移がありました

退院してから初めての外科外来の受診です。
手術から1か月が過ぎましたが、下腹部の違和感とおしりの痛みは相変わらずなくなりません。
友人の直腸癌手術の経験者から聞いても、1年が経過しても痛みや違和感はあると言っていましたが、時の経過が解決してくれるしかないのだと思っています。

今日の受診時に、摘出した組織の検査結果が判明すると言われていたので、祈る気持ちで診察に臨みました。

結果は、残念なことに転移が認められ抗がん剤治療が必要となりました。
10時間もの手術と今までの痛みや不自然に耐えてきた生活の甲斐もなく、奈落の底に落ちていくようでした。
診察後に、薬剤師から抗がん剤の服用に関しての説明を受けるようにと指示があり、副作用に関しても様々な話をされましたが、ショックが大きくあまり頭に入りませんでした。



薬剤師から服用の手引きをいただき、服用に関しての注意を指導されましたが癌との戦いは長くなりそうです。
服用は8時間の間隔を空け、服用の前後1時間は飲食をしてはダメ、もし服用を忘れた場合は次回の服用時に2回分を服用しないようにとか、色々な注意がありました。
気落ちしているので話半分になっていたように思います。

直腸に肛門だけでなく、周りのリンパ管も大きく摘出して10時間もの手術をしたので、きっと大丈夫だという気持ちがあったので、さすがに落ち込みました。

ステージはⅢaだそうです。
癌のステージは0(ゼロ)から始まり、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳとなり、私はⅢaです。
Ⅱまでだと抗がん剤治療はしなくてもよかったようですが、Ⅲからは必要なのだそうです。
ただ、Ⅲにはa、b、c、と段階があり、Ⅲaの場合は在宅での抗がん剤服用でも良いとのことで入院しての抗がん剤点滴や放射線治療は回避できそうです。

1日3回8時間ごとに服用し、それを4週間続けて1週間服用停止。
5週間を1サイクルとして5サイクル、つまり25週間続けることになります。
1サイクルごとに検査をして異常がなければ次のサイクルに進み、最終の5サイクルが終わったら詳しい検査をして、転移が認められなければ終了。
もし転移が認められたり他の部位や組織に転移していたら、さらに厳しい治療になるだろうと思われます。

次回の外科外来受診から抗がん剤の服用が開始になります。
ポジティブに考えれば、10時間もの手術のおかげでステージⅢaで済んだともいえます。
手術に向かって戦いを続けましたが終われなくて、さらに長い戦いのステージに立つことになりました。
手術の恐怖やその後の痛みと辛さには、「生きること」を決意し乗り越えてきました。
抗がん剤治療も色々な副作用があるらしく、苦しみに25週間耐えて戦わなければなりません。

また、「生きるため」に頑張ろうと思います。
25週間で終わることを祈りながら。