いがべ家のサイトを訪問していただきありがとうございます。
このサイトは、母の介護を機に日々を記録として綴るために立ち上げたものです。
メモ程度のものもあり非公開としている出来事がたくさんあります。
なので、ご覧になりお役に立てるものはあまり無いと思います。
しかし、最近知り合いなどから介護についての質問が多くなりました。
私と同じく老々介護をされていらっしゃる方にとっては、このサイトが何かしらの参考になることがあるかも知れないと思い公開を決めました。
私もそうであったように、いきなり介護者になった時には対処の方法が分かりません。
悩み、狼狽えながらも日々に流されて、そしてある日立ち往生し、人生が変わってしまうことに気づきます。
私が岐路に立った時、巷では信じられないニュースが流れました。
子が親を殺す、夫が妻を妻が夫を殺す。
憎くて殺すのではなく、苦痛を見ていられなくて、あるいは自分が苦労に耐えられなくて思い余って手をかける。
私が介護者になるまではそのような行為を肯定することは100%ありませんでした。
実際に介護者となり、介護の日々を積み上げてきた中で、被介護者である母を殺そうなどという恐ろしいことを考えたことが無かったわけではありません。
介護の時間は勤め人の日々のスケジュールとは違い、ランダムに発生します。
そのため、介護を優先しなければいけない時は、仕事の時間を犠牲にすることになります。
そこに被介護者を無くするか自分を無くするかの選択が発生してくると思います。
私の場合母の介護が先で、そのうち父の介護も加わりました。
私は独り身で配偶者も子も親族もおりません。(独り身の事情はこのサイトの何処にあるかもしれません)
なので介護は全て独りで行わなければなりませんでした。
両親の要介護度は共に5で全介護の状態で、対処はそれぞれ違いました。
介護の内容が同時に発生すればよいのですが、ズレると四六時中介護に追われるため自分の人生は介護中心になります。
しかもそれは24時間になります。
信じられないでしょうが、寝る暇もなく介護に追われると人間性が崩壊します。
そして恐ろしい結末を迎えることになってしまうのだと思います。
両親のダブル介護を乗り切ったのは何故か?
24時間介護をどんな方法で対処したのか?
自分の人間性崩壊をどうやって乗り切ったのか?
もし誰かのお役に立つのなら、このサイトのどこかでお知らせしたいと思っています。
「戦いの日々」は介護の日々を綴ったもので自分の戦った日々を忘れないために記録したものです。
日増しに壊れていく母に戸惑い、悲しみや苦しみを抱きながら過ごしたその日その日を綴りました。
介護に追われ、疲れてしまい、1行だけ記して未公開となっているものが沢山あります。
しかし、その1行を見るとその日を鮮明に思い出します。
なので、あれは何時だったっけ・・・などと思ったときにアーカイブを辿ったりしています。
他人には何の意味ももたない記事で、しかも非公開のものが沢山あります。
今後思い出しながら追記して公開するよう頑張ってみようと思っていますが、ご覧にならない方があなたの時間の節約になるかも知れません。
「気づき」は、介護の日々を過ごしてある日に過去を顧みたとき、気づいたことを記載しています。
始まりの時は戸惑い狼狽えてとても辛い対応をしてしまいました。
母にとっては地獄の日々だったと思います。
今では優しく微笑みながら声がけし、最大の思いを持って介護をしています。
時を戻せるならとの遅い後悔を、自分に言い聞かせるために記しています。
「いがべや工房」は介護の日々の中で、自分なりに工夫したものや制作したものを掲載しています。
時には趣味のものもあったりします。
書きかけのものもたくさんありますが、もし誰かのお役に立ててればと思い掲載しました。
書きかけは追記して完成させて公開できればと思っています。
ご要望があれば詳細をお知らせしたいと思います。
「大空への憧れ」は私の夢だったことを介護の合間で綴っています。
今は24時間の在宅介護で外出は思うようになりません。
買い物も母の様子を見て最短の時間で行っています。
そんな中でのバーチャルな旅を記載していきます。
もし興味がありましたら覗いてみてください。
「ワンポイントケア」は、介護の中で発見した良いと思われる手順や方法を掲載していこうと思います。
今までを思い出して記載していきますので時間がかかると思います。
「資料室」は、介護で使用している記録用の様式や、介護に関する資料などを置いて利用できるようにしようと思います。
「ひとりっこ」は、自分についてエッセイ風で綴ってみたいと思います。
どのくらいを、何時までかは目途が立っていませんが、少しずつになると思いますが綴ってみたいと思っています。
介護は戦いだと位置づけて日々頑張っています。
戦いに勝利するかどうか、今は自信がありません。
けれど、今日も時は流れ過ぎ去ります。
あるがままに、なるがままに、日々が積み重なります。
積み重なった日々の中から、いつかは懐かしくその日々を取り出す時が来ますようにと願いながら「いがべ家」を綴っていこうと思っています。
2010年11月記
追記
2018年7月5日、父逝去。
2020年12月28日、母逝去。
介護に負けないようにと綴ってきた「いがべや」は戦いを終えたと言えるでしょう。
一日いちにちと折れそうになる心を綴ることで、また奮い立たせて両親を見送ることが出来たように思います。
これからの「戦いの日々」は自分が生きることを綴っていこうと思います。
年齢から考えると人生の終焉まではそう多くないと思っています。
これから何を目標にしてどう生きるかを考え綴ってみたいと思います。
私のエピローグは何時なのか、神のみぞ知ることでしょうが、その時までしぶとく生きてやろうと思っています。
2021年1月1日記
