WOCナースって?

WOCナースって知っていますか?
WOCは、Wound(創傷)、Ostomy(オストミー)、Continence(失禁)の頭文字を取ってWOC Nurse(ウォックナース)と呼ばれています。

・Wound(創傷)は、皮膚のトラブルや創傷の発生を予防できるよう、皮膚を健全に保つことができるスキンケアを実施、また、創傷を治すために、生活環境や局所(創傷)環境、寝床(ベッドや布団など)環境などを整えるケアを行います。

・Ostomy(オストミー)は私のような、ストーマを造る手術を控えている人にストーマケアについて情報提供したり、ストーマを保有されている人のストーマ周囲皮膚の管理、ストーマ装具の選択、日常生活のアドバイス、精神的なサポートなどを行います。

・Continence(失禁)は、病気や手術後、加齢によって発生する尿や便失禁の改善を促すケアを行い、また、失禁による皮膚のかぶれに対する予防や改善のためのケアを行います。

 



以上のような分野について高い看護技術を持った看護師のことで、2007年7月から「皮膚・排泄ケア認定看護師」と呼ばれるようになりました。
WOCナースは、ケアの実践だけではなく、医師や看護師等から相談を受けたり、ケア方法について指導したりする役割があります。

認定看護師になるには、看護師免許を取得して5年以上の実務など、認定看護師教育機関への入学条件を満たし、教育機関で645時間や808時間などの課程を受け、終了後に認定看護師認定審査に合格してようやくその仕事に従事できるという難しい職種です。
更に、取得後には5年ごとに更新審査があり、継続して自己研鑽を続けることを求められる厳しい資格なのですね。

私も手術前に、腹部にストーマ(人工肛門)を造る位置決めからお世話になっています。
腹部の筋肉の状態を見て、手術で大腸を取り出しストーマにする場所をマークします。
何度も腹部を触診して丸いマークを書かれました。
手術のドクターでなくWOCナースが位置を決めます。
術後は、ストーマパウチ(人工肛門からの排せつ物を貯める袋)の脱着指導、退院後はパウチ装着場所の皮膚状態やストーマ自体の状態をみて、ケアやアドバイスをしてもらいました。

昨日の検査後もスキンケア外来にて、担当WOCナースさんに診察とアドバイスをいただいてきました。
普段抱いている疑問などを話し、それについてアドバイスを貰えると安心します。
たくさんの患者のストーマを見てケアをしてきた専門認定看護師のアドバイスは何にもまして安心感があります。
今は3ヶ月ごとの診察になりましたが、「何かあったらいつでも来て」といって下さっているので、大船に乗った気で居れます。

ということで、ストーマという人工肛門を造設する前からお世話になっているWOCナースさんのことをご紹介いたしました。

私は、直腸と肛門を全摘して人工肛門を造設したので、死ぬまでストーマと暮らさなければなりません。
これからもWOCナースさんのお世話になり続ける事でしょう。

感謝です!