NOTICED-1 トイレの詰まり

母の歩行状態がかなり悪くなり、トイレの介助が必要になってようやく気づいたことがある。

母は腕や手も思うように動かなくなったため、車椅子でトイレまで連れていき、横から右腕で抱えて左手でリハビリパンツを下げて便座に座らせる。

尿パッドも一緒に下がっていると思っていても、尿で一杯になっていると体に張り付いていることが時々ある。

今は、リハパンを下げてからパッドを後ろから抜き取って座らせるようにしている。

母がよくトイレに尿パッドを流して詰まらせてしまったことがあったが、おそらく母は全て下げたと思って座ったがパッドは残っていたため、便器の中に落ちてしまい、気づかずに水を流して詰まらせてしまったのだろう。

水を吸って膨張したパッドのポリマーは何倍にも膨らむのでそう簡単には流れてくれない。

私が優しかったら、母は「詰まってしまったの・・・」と助けを求めていたと思う。

でも、何かあるたびに叱りつけていたため、自分で何とか解決しようとしたのだろう。

水を何度も流して水圧で流そうと思い挙句の果てにトイレや廊下まで水浸しにしてしまったり、詰まったパッドを便器清掃用のブラシで更に奥へ詰まらせたり。

叱られたくないために努力をしたのだろう。

その結果、ひどく叱られたり殴られたりして更に悪い方向に進んでしまうことに。

自分がもっと母に優しく接していたなら、続いて起こらなかっただろうと今になって思う。